2012年08月16日
ファッションと芸術
布施英利という人を知っていますか?
フセヒデトって読むんですけど、芸大の准教授で、専門は美術解剖学。
NHKの番組で爆笑問題がやっている「爆門学問」という番組にゲストででたりしています。
で、今回のテーマ「ファッションと芸術」
おぉぉ、大きくでたね。
この人の書いた「美の方程式」(講談社)

美=完璧×破れ
完璧だけでは「美」にならない。そこに「破れ」の味付けがあって美は完成する。とあるんですね〜
レオナルド・ダヴィンチの「モナリザ」も完璧ではないのだそうです。
右目と左目の見ている方向が違ったり、上唇と下唇が逆方向を向いていたり、右の頬が正面を向いていたりと
実は「破れ」の味付けがしてあるんですね〜
世阿弥も「風姿花伝」で守破離について書いています。
守 型どおりにする
破 自分流にアレンジ
離 ルールから離れ自由になる
なんか、これってファッションにも通じませんか?
完璧に上から下まできめていてもオシャレにみえない。
「ハズシ」とかヌケ感なるものが必要なんですね。
この布施英利教授、見た目もインパクトありますよ〜
いかにもなファッションですし、
もう完成されてますね。
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック